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LOT.515 A.R.C SWEATER SIZE:40 1930年代のAmerican Red Cross の手編みニットがベースに、ネックライン、アームホール、袖を含むシルエットを独自に調整しつつ、手編みがもつ温かみが宿るように。

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Description

1930年代のAmerican Red Cross の手編みニットがベースに、ネックライン、アームホール、袖を含むシルエットを独自に調整しつつ、手編みがもつ温かみが宿るように。

ボディは髙橋大雅の蒐集したアーカイブから発掘した1940 年代カバーオールジャケットがベース。カバーオールはブルーワーカーのための上着であるために内側にポケットがあったり、胸ポケットにペン挿しがあったり複雑なディティールが多い。今回再構築した1940 年代のカバーオールジャケットは、かなり簡素化されたデザインなので物資にとぼしい第二次大戦前後だと推測される。直線的なシルエットをそのまま活かし、ステッチワークに細心の注意をはらい当時の粗い縫製を再現した。

第二次大戦後の好景気に、リゾートで着用するカジュアルシャツとして人気だったイタリアンカラーシャツ。 オープンカラーよりも曲線的なひらきが特徴で、当時はリゾートでもT シャツを着るという文化がなかった時代にリラックス した着こなしにぴったりだった。 京都の友禅染めの技法を使用した大胆な総柄プリントを活かすために、切替のないイタリアンカラー、最小限のディティー ルである片玉縁ポケットを採用。綿サテンの素材感に合わせ、通常採用している2本針巻環縫い仕立ではなく、高級シャ ツに使われる袋縫い仕様で仕立てた。1点1点のプリントの出方も異なり、希少性の高いプロダクトである。

物資が不足していた当時は、全ての物が大切に使われており当然衣服も資源の一つと考えられていた。擦り切れる前の薄くなった肘に、持ち主の手元にある余り布で補強する場合が多く、デニムを多く所有するワーカー達は破れて着用できなくなったデニムを補強布に使用していた。

髙橋のコレクションの1930年代のスポーツジャケットに使用されていた「TWEEDUROY」を再現した素材を使用。「TWEEDUROY」とはコーデュロイにプリントを施し、ウールのツイードに似せた生地のことで、主に少年用の服や学生服に使用された。ウールの生地よりも耐久性があったという理由から開発されたと思われる。この独特な生地はマサチューセッツ州のHockmeyer社が生み出したもので、時代が経つにつれて大人用の服にも採用されていた。当時流行だったコサックジャケットがベースになっている少年用のジャケットを既存のディテールを尊重しながら大人でも着られるようなバランス感で再設計した。

LOT.515 A.R.C SWEATER SIZE:40 1930年代のAmerican Red Cross の手編みニットがベースに、ネックライン、アームホール、袖を含むシルエットを独自に調整しつつ、手編みがもつ温かみが宿るように。1940AMERICAN RED CROSS

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